北海道豊富町(字豊富温泉) 地図で表示
稚内層/新第三紀 ・約944万年前
PBDB の登録名: IGPS Te-10, Toyotomi Well no 2, Saro(研究者が付けた試料ラベルです)
① この場所の予測
A
80.5 点
化石産出の可能性が非常に高い
- 珪藻質・珪質堆積岩 (微化石の宝庫、保存良好) (+40)
- 泥岩・頁岩・シルト岩 (細粒・低エネルギー、保存条件良好) (+34)
- 新第三紀 (日本の貝化石・海生哺乳類の主産出層準) (+16)
- 海成 (海生動物化石の主要な母岩) (+16)
- 堆積岩類 (+10)
20万分の1シームレス地質図の岩相・時代・大区分から機械的に算出した予測です。 この地点を掘れば出るという意味ではありません。
② 実際に出たもの
- 産出化石
- カニ・エビ類
- 地層
- 稚内層
PBDB の表記は「Wakkanai層」。日本語名は、産総研 地質調査総合センターの地層名検索データベースにこの名前で登録があることと、下記の論文がその地層名を扱っていることを確かめたうえで当てています。- 宮川 和也・石井 英一・今井 久ほか(2024)亀裂性堆積岩を対象とした地下水流動解析における有効間隙率の与え方:北海道幌延に分布する声問層と稚内層浅部の事例,原子力バックエンド研究
- 羽柴 公博・福井 勝則・杉田 裕ほか(2014)稚内層珪質泥岩の力学特性,原子力バックエンド研究
- 宮本 将大・長野 克則・中村 真人ほか(2011)D-59 稚内層珪質頁岩を基材とした空気清浄フィルターの脱臭特性に関する検討,空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
同じ地層名が各地に別々にあることがあります(「富岡層」は福島・東京・群馬にそれぞれ別の地層としてあります)。上の論文は地層名で引いたもので、この産地の地層を扱っているとは限りません。
- 所在地
- 北海道豊富町(字豊富温泉)
- 年代
- 約944万年前(新第三紀)
- 報告年
- 1952 年
- 記録数
- 1 件(Paleobiology Database)
- 座標
- 45.07850, 141.83600
- 座標精度
- 約 250 m
PBDB の記載「露頭ひとつ」による - 位置の注記
- Under the derick of boring "Toyotomi" Well no. 2 of the Teikoku oil company at Saro on the bank of the Sarubetsu, a tributary of the Pankeepekorobetsu-gawa, Sarobetsu, Saro, Toyotomi-mura, Teshio Province. Lat. 45° 4' 43" N, 141° 50' 10.4" E.
(PBDB 原文) - 文献
- R. Imaizumi. 1952. A Miocene crab, Hyas tsuchidai n. sp. from the Wakkanai Formation of Teshio Province, Hokkaido. Transactions and Proceedings of the Paleontological Society of Japan, N.S. 5:179-183
- 出典
- Paleobiology Database 産地 #169962
座標・産出記録・文献はすべて上の「出典」の原記録に載っているものです。
このページで数字を作ってはいません。産地名や注記が英語のままなのは、原記録の表記を
書き換えずに示すためです。
学術データベースに公開済みの座標をそのまま表示しています。
③ 行けるか
保護区(自然公園法)には該当しませんでした。ただし私有地・条例・天然記念物指定の可能性は別途ご確認ください。
④ 周辺
| 種別 | 名称 | 距離 |
|---|---|---|
| 駐車場 | (名称なし) | 570 m |
| トイレ | (名称なし) | 490 m |
⑤ 地質
- 時代
- 新生代 新第三紀 中新世 後期ランギアン期〜トートニアン期
- 岩相
- 海成層 珪質泥岩
- 大区分
- 堆積岩
- 凡例記号
- N2_soi
行く前に
- 採ってよい場所かどうか — 権利・許可・採った化石は誰のものか
- 岩の見分け方 — 海成層 珪質泥岩が現地でどう見えるか
- 安全 — 崖・増水・熱中症・クマ
- 記録の取り方 — その化石を価値あるものにするもの